カテゴリー「建築知識」の記事

住み方みてあるきと講演会

先日、旧大須賀町横須賀街道の町並みを見学し、建築家吉田桂二氏の住み方講演会と町家見学に参加する機会がありました。

100_7671横須賀の町では、麩菓子屋さんや昔ながらに木桶で作る天然自然醸造醤油のお店、提灯屋さん町家の住まいを見ることが出来ました。横須賀の町は観光目的とかではなく自分たちの住まう町として自主的に保存活動をしているそうです。この時期ちょうど七夕ということで店先家先に七夕飾りがにぎやかでした。

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町並みを見学後、築後200年になるという割烹旅館”八百甚”にて 「町家型の住まい」 と題した吉田桂二氏の講演を聴講し、現代に建つ町家住宅を見学しました。町家型の家というのは現代の過密都市住居を建てるときでも、充分に優れた手法であることを再認識しました。

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町家型の家で代表的な ”中庭” は人工的な通風装置として住まいに ”涼” をもたらしてくれていますよね。そんなエコロジカルな手法をどんどん取り入れて住まいづくりをしたらいつの間にかエコロジーの快適感が身につくような気がしますね。

・これからの家づくりにまたひとつ大切なものを学ぶことが出来ました。

軽井沢の山荘

吉村順三の軽井沢の山荘を見ることができました。吉村順三と言えば日本モダニズム建築を代表する建築家で、この建物は1970年に画家である脇田和氏が年間を通して静かにここで制作に打ち込みたいということで吉村順三氏が設計された別荘です。庭を囲む変形L型のプランは、その勾配天井と共に流れるような室内空間を造り出していると言われています。実際にこの空間に身を置いてみると自然でしっとりとした雰囲気を感じられました。     こんな空間を創ることのできる建築家になれるといいですね

それでは中庭から見た外観から

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続いて暖炉のある居間を

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別荘と併設する脇田美術館です。

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「建築展」

第5回「建築展」が今年も開催されます。第5回は、  ”建築 WEEK in 浜松 2007 秋”  生活と建築の創造展 ”地域でかつやくする25名の建築士が一同に会し、設計思想を提案、建築作品を紹介します。  ということで、11/17(土) ~ 25(日)の期間 旧浜松銀行協会の建物内にて開催されます。私ども民家の工房としても参加させていただくこととしました。建築展では、作品展や建築セミナー、エキジビションとして建築模型でつくるまちなみなどが紹介される予定です。 ...ぜひお立ち寄りください...

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建築展のご案内は こちら から

上棟式

昨日 むかいやまの家 にて上棟式が執り行われました。

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この 「上棟式」 ってどんなものかというと、

家の土台が完成したあと、家屋の柱建てと棟上げを祝う行事で、「棟上げ」 「建て前」 と呼ばれることもあります。

建て方の最後に行われ、大地を司る神の守護に感謝し、家屋の棟を司る神々に事の成就を願うものです。本来は棟に3本の扇子車(せんすぐるま)、破魔弓(はまゆみ)、破魔矢(はまや)を供え、屋上または屋下に祭壇を設けて3本の幣(ぬさ)または神籬(ひもろつぎ)を祭り、御神酒・洗米・鏡餅・祝餅昆布・川魚・大根・塩・鰹節などの供物を供えます。そして棟梁により式が執り行われます。

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扇子車です。円形状の扇子の上についているのが幣です。(紅白の紙を折り角材に挟み込まれています。ちなみに角材がサカキやスギのものを神籬といいます)

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これは 棟札(むなふだ) と言われ、棟木に打ち付けられます。棟札には施主・施工者の氏名や年号、祈願文などが記されています。上部が駒形の細い板で長さは曲金(さしがね)の唐尺(とうしゃく)と呼ばれる吉寸によって決められています。

式では 御神楽 から始まり お祓い がされ 祝詞(のりと) が唱えられ、 槌打 などの儀式が執り行われます。最近では簡略化されて行われています。

祝詞というのは、正式には上棟式祝詞(むねあげノのりと)と言って 「掛巻母綾爾畏支。手置帆負命。彦狭知命。(かけまくもあやにかしこき。たおきほおひのみこと。ひこさしりのみこと)............」 と唱えるものです。どこかで聞いたことありませんか......。

式のあとに、この地方では お餅やおひねりをまくことが多いですね。

最後に 建て主さん及び工事関係者全員で 酒宴 がひらかれます。