再生工事進んでいます...
その後お蔵の再生工事が進んでいます。各部分が解体されていくと想定通り..というところもあるけど、想定外に...という部分も出てきます。 その都度その都度ベストな方法を考え選択していくことになりますね。
土葺きだった屋根瓦は乾式工法にて葺き替えられていきます。 一枚々クセをとりながら..留め付け用の穴を開けてビス止めをしていきます...
すご~く時間が掛かりますがそんなふうに屋根ができてきます。 母屋の屋根もそんな様子をそぉ~っと眺めているようです...
2階では、野地板が新しくなり..補強の軸組が組まれ..新しい床板が張られ..仕上げに漆喰壁がきれいに磨かれ..梁や柱がオイルで磨かれ..美しく輝きだしています。
想定外に痛みがひどかった土台は、金物に頼ることなく木材の材積をふんだんに使って補強しています。将来的に古い土台の交換も可能になりますのですぐれた補修方法の一例といえますね...
大工さんの飾り彫りも各所に見られます... 絵振り板の彫り物に干支の いのしし を掘ってもらおうとデザインしましたが遅かりし..ちょっとお時間が掛かりすぎ間に合わなかった。残念...
家主さんもすごく再生を楽しんでおられるようですし、もちろん監督さんも大工さんも..
すごく素敵な現場です...
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お蔵の再生工事が...
先日現地調査をしました和田の古民家ではお蔵の再生工事が始まりました。 土葺きの瓦をいちど降ろし雨水が入らないようにルーフィングを葺き、軽量化のため乾式工法で葺き替えるようになります。
内側では床と壁の板張りが取り外されましたので見え掛かり部分が確認出来るようになってきました...
以前に改修されていた屋根瓦が外されひかりが差し込んでいました。 こんな景色が見られるのも今だけ...
70~80年前に葺き替えられていただろうという瓦の下杉皮はまだこんなにきれい.. 土壁と同様に土に覆われた中は健康でいられるんですねぇ。
再生工事が始まったこのお蔵は カフェ として生まれ変わることになります。
楽しみですね...
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お蔵の現地調査を...
今日はお蔵の現地調査に行ってきました。
お蔵と言うのは、木造の骨組みに、丸竹とシュロ縄で小舞を作り、その上に複数回、土塗りをほどこして、表面を漆喰で塗り上げられた建物です。日本の伝統的な建築様式のひとつで、土蔵造り・蔵造りと呼ばれ、倉庫や保管庫として建てられたものと考えられます。
第一回目の調査を終え、今日の調査結果を図面にまとめ再度詳細の調査へ...
しばらくはこのくり返しになりそうです。
今日は、おかげさまでちょっぴり曇り空で暑さもいつもより楽でよかった...って言っても 33℃ もあったんだけど。もう 33℃ なんて涼しいくらいに感じられるようになってきちゃったみたいね..恐るべし人間の対応力!!
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