カテゴリー「現場から」の記事

試掘調査..

埋蔵文化財発掘試掘調査を...

埋蔵文化財発掘試掘調査の立ち会いで現場に。中世頃の寺内集落跡らしい...が、遺跡があるかどうかは不明とのことだった。

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地山は予想以上に浅く、当時の地層がすぐそこにあったようです..

   01d01f5663fcb0c8f3a92ec976116172f63 なべ底があったり..

   P1170479 すり鉢があったり..

   P1170480 かわらけがあったり..

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中世から江戸前期の時代のもののようです..

たった15センチ掘っただけで500年もタイムスリップできるなんてびっくりですね。
地層と道具のかけらで、いろんなことが想像できるなんてなんて素敵な時間なんでしょう...半日なんてあっという間。

でも、なかなか着工できないのがたまにきず...

温湿度測定..

温湿度測定の中間報告...

竣工と同時に、LDK(1階)と脱衣室(夏季は2階の個室)にデータロガーを設置して、室内の温度と湿度を測定している。季節の変わり目におじゃまして途中経過を確認...

    20160705 壁のデータロガー..

    Photo きたうらの家..
きたうらの家は、測定開始から8ヶ月が経ちました。冬季ワンシーズンを越し、寒い時期の状態もわかってきました。そらどま+床置きエアコンで過ごしているようです... 

だいたいシミュレーション結果と同様の温湿度変化のようです。今シーズン最も寒い氷点下の朝でも、15℃を下まわることなくまずまずというところでしょうか。

    Photo_2 いけだの家..

    Photo_3 ありたまの家..
こちらの2件は、3月からということでこれからです... いけだの家は、そよ換気+エアコンにて、ありたまの家は窓開け+エアコンにて暮らしています。

今のところシミュレーションでの想定したあたりを推移してくれているので、秋が楽しみです。

竣工後の気密測定と温湿度測定で、断熱性能と仕上げ材による調湿性能などを知ることで、適切な計画ができるようになりそうです。本当は足繁くおじゃまして空気感など体感すればより的確になるのでしょうが...

久しぶりの投稿になりましたが、春先から竣工後のデータをみながら、お住まいの様子をうかがいながら、こんなことを整理する日々がつづいております。

気密測定..

気密測定をやってみた...

リノベーションしたありたまの家で気密測定を実施。
気密ラインの仕様は、屋根がGW16k-t100+PB(t12.5)にAEPor珪藻土クロス、壁はGW16k-t100+PB(t12.5)に漆喰、床はGW32k-t80+合板(t28)にフローリング(タモt15)
大工さんに丁寧に充填してもらってはありますが、特に気密に注意&配慮しての施工ではありません(軒先部分やケラバ部分と壁との取り合いなどはどうしてもすかすかになってしまう...と言う感じが実際のところ)。

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    測定はグラウンド・ワークス若澤さんと小松さん...
    06072 さてさて結果は

C値は4㎝/㎡  ..ってどんな感じかっていうと、屋根と壁と床全ての面に対してA4サイズ2枚分程度の穴が空いているっていうところかなぁ。この穴から熱が逃げていく&風や湿気が入ってくるということになりますね..

簡易な計算ですが、C値4という数字は換気回数0.5回/hと考えられますので、約42W/Kの熱損失となります。これは、この家の壁からの熱損失量と同等なります。ちょっとびっくりでしょぉう..一生懸命壁に充填した断熱材が無駄になっちゃうっていうんだから。

断熱性能が上がれば上がるほど、漏気は大きな熱損失になりますし、湿気・結露の影響も大きくなります。 「気密」 にもう少し真剣に向き合う必要がありますね。

本締め検査..

建て方を終えて...

建て方も順調に終わり、今日は鉄骨の本締め確認のために現場へ

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    P1150553 建て方を終え

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    P1150612 トルクレンチで一次締め

    P1150615 マーキングして

    P1150618 本締め

    P1150622 マーキングの位置を確認
    P1150627 共まわり部分をやり直して

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これで本締め確認の完了です。引き続き二次部材の施工が始まります...

高架下の建物ということで、天候に左右されにくいので助かります。

鉄の現場..

鉄の現場が始まります...

ボーリング調査から半年が過ぎ現場が始動。まずは根伐り底にて平板載荷試験..続いて配筋検査から鉄骨仮組み検査、そして生コンクリート試験と今回は鉄..鉄..&鉄とのお付き合いです。

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    P1140927 平板載荷試験..

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    P1150413 配筋検査

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    P1150432 鉄骨仮組み検査

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    P1150469 生コンクリート試験

久しぶりに、鉄..鉄..&鉄におわれそうな感じです。


    
    

    
    
    



上海土遺跡..

埋蔵文化財の試掘確認調査...

埋蔵文化財遺跡範囲に近接しているようだということで試掘確認調査を実施。遺跡の名称は「上海土(かみかいと)遺跡」で、鎌倉時代頃の集落跡とのこと...
元地盤までゆっくり掘削して様子を確認。なんだか少しワクワク..でも遺跡でも出たとなれば本発掘調査に。工事がストップしちゃうから心配も

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二ヶ所を試掘しましたが結果は、特に何も無く無事終了...工事は予定通り進みそうです。

地盤調査..

ボーリング試験...

ポーリング調査の立会いで現場へ。最近はスウェーデンがほとんどでボーリングは久しぶり... 
でも、機械が自走式になったくらいであとはそのままって感じです。

ちなみにボーリング試験ってのは、「方法を簡単に説明すると、63.5kgのハンマー(おもり)を75cmの高さから自由落下させて、サンプラーを土中に30cm貫入させるのに要する打撃回数を測定する試験で、この時の打撃回数がN値です。」 ってところです...

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ロッド(鉄製の棒)の先端に取り付けられたドリリングビットの回転と給圧により、土や岩を粉砕しながら穴を掘り進み、堀屑は、掘削液または水の循環によって、孔外に排出されます...
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ボーリングにて試験深度まで掘削した後、試験用サンプラー(鉄製の筒)をロッド先端に接続します...
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次にサンプラーを地表面から15cm貫入させた後、75cmの高さからハンマー(63.5kg±0.5kg)による本打ちを行います。サンプラーが30cm貫入するのに要した打撃回数が、N値として記録されます。また、打撃回数が50回を越えても30cm貫入しない場合はその時点で終了します...
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その後、サンプラーを地上に引き上げ、採取した地質試料を観測記録し、各層の代表的試料を容器に納めて地質標本とします...

今回はJRの高架下ということで、炎天下の作業じゃないんでほんと助かりました。
工期の制約もあり、調査員さんの終始必死の作業で、10mを一日でやっつけてもらいました.. 

効果は..

アルミ遮熱シートの効果は...

増築&改修の現場も完工に近づきました。折板屋根とサイディング外壁の内装側に張ったアルミ遮熱シートの効果が早くもわかるようになってきました...

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    05112 天井の温度は24.0~24.4℃
    05113 壁の温度は23.5~24.4℃
    05114 既存部分の天井温度は26.8℃

改修部分の表面温度は壁も天井もだいたい24℃とそろっています。既存部分はグラスウール断熱材が入っていますが、化粧ボードの天井面は26~27℃、ボード+クロスの壁では25~28℃という数字でした。 外気温は25℃程度..
感覚としても改修部分に入った時には頭上が重くないというか圧迫感が少なく感じられ、既存部分では少し重た~く感じられます... 2℃程度の違いですが体感でも感じられます。(小生がアルミ遮熱シートの効果を期待している..ってこともあるかもしれませんが。..小笑)

もう少し向こうに行って暑さがきびしい頃になるともっと違いを感じられるかもしれませんが、現状でも効果は確認できているようです...

青空..

久しぶりの晴天続き...

連続で青空みるのは何日ぶりだろう..
現場でも久しぶりに体にあたる風が気持ちよく感じられます。

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改修&増築の現場では、天井のアルミ遮熱シート張りを...
折板屋根の事務所天井の温熱環境の改善のため、まずは改修部分でアルミ遮熱シートの効果を体感してもらおうということで張ってみました。
断熱材では抑えきれない輻射熱をアルミ遮熱シートで止めます。今回改修工事ということもあり、シートは室内側に張り、胴縁で押さえボード仕上げとなります...

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もちろん壁も引き続き施工します。
これから暑い季節を迎えますので、効果が期待できると思われますがいかがなもんでしょうか...楽しみです。

小庇..

窓上の小庇...

屋根の深い軒出が雨掛かりから外壁を守ってくれてるのはご承知の通りですが、窓上の小さな庇も予想以上に効果があるものです。15センチ程度の板庇でも、腰窓でしたら小雨くらいはぜんぜん大丈夫ですね...

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上の写真は腰窓上の板庇で出幅は15センチ。下の写真は掃き出し窓の上につけたアルミ庇で出幅は40センチ。風があまり強くなければ多少の雨でも足下まで濡れることはありませんね...小さな庇ですが窓や外壁の雨仕舞いにもやさしく効果は抜群です。

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こちらは、雨仕舞の研究者で東海大学名誉教授の石川 廣三さんの「雨仕舞いの仕組み 基本と応用」にある、降雨時の風速と庇寸法での雨掛かり範囲との関係を示したものです。

小庇計画の際は参考にしてみてください...

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