information.「そらどまの家」 モニター募集しています...

太陽からの輻射熱と地球からの地熱を両手足を精一杯広げて受け取る仕組みが
「そらどまの家」です。

温湿度データⅡ..

温湿度データⅡ...

もうひとつのそらどまの家..いいのやの家を。 こちらはまだ夏を過ごしていませんので今年の冬のデータを。

ありたま南町の家と同様に、今シーズンは1月10日が-2.4℃でいちばん寒い日でしたが、3日間の外気温がいちばん低かった1/26~28を採用しました。1/27の最低気温は-0.1℃で前後の日が1.4℃..という外気温です。

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左側が室温データ、右側が湿度のデータです。

いいのやの家は、アルミ遮熱シート+セルロース断熱材120mmで、外壁と屋根ともに二重通気。可変の気密シートは張っていませんが、気密は1.0㎠/㎡です。そらどま換気システム+ペレットストーブ(暖房)&パッシブエアコン(冷暖房)という仕様です。断熱性能は、Ua値0.67(0.47)、Q値2.84(2.16)です。*( )内は遮熱と日射遮蔽を考慮した数値

外気温が下がる朝方2~3時間と、夕暮れから2~3時間ペレットストーブに火を入れて暮らしているようです。天候がよく太陽の日射を得られる時は自然室温が上がってきますが、三日目28日のように日射が得られないときは暖房器機に頼らざるを得ないところです.. パッシブエアコンは立ち上がりも早く扱いやすいという利点はありますが、入れたとたん温湿度が乱高下するところは少し違和感がありますね。

そらどま換気システムで家中の空気を動かしていますので、各部屋では一日の温度の変化が1℃程度ですし、部屋間の温度変化も1~2℃程度で家中の室温が安定しています。 いちばん温熱環境的に不利な北側で掃き出し窓のある洗濯室でも、室温は17℃を下まわることはありませんでした。この部屋の室温の変化は、外気温が3℃くらいで真夜中の室温21℃から朝方7時の室温が17.5℃ということで3.5℃の室温低下におさまっているようです..

このくらいの室温だと冷え性の方でもまったく寒さを感じないで暮らすことが可能ですね。 そらどま換気システムでは床下も室内空間としてあつかい、空気循環をしていますのでその効果は絶大です...

湿度に関しては、洗濯室を除いては各部屋でほとんど変化はありませんが、ありたま南町の家と同様に湿度が低いようです.. 床下で42%程度、居間や寝室では35~7%となっていますので、やはりもう少し湿度の調整をする必要がありますね。 可変透湿気密シートを張ればもう少し改善されていたかもしれません..調湿はこれからの大きな課題と言えます。夏にも冬にも...

夏のデータがとれましたらまたお知らせしますね。



温湿度データ..

温湿度データ...

ふたつのそらどまの家の温湿度データを整理する時間がやっととれました。 ロガーの中に入っているデータが腐っちゃわないうちになんとかひとつまとめることができて良かったよかった。

まずは、ありたま南町の家.. 二世帯のそらどまの家。 
子世帯の方はそらどま換気システム+ペレットストーブ(暖房)&エアコン(冷房)で、親世帯の方は床置きエアコン+第3種換気。 両世帯ともアルミ遮熱シート+ポリエステル断熱材100mm&可変透湿気密シート張りで、外壁と屋根共二重通気という仕様です。
窓の断熱と日射遮蔽はハニカムサーモスクリーンと通風雨戸または簾...

まずは昨年の夏、37.8℃が二日続きいちばん暑かった7/22~24の室温データ

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右側が親世帯で左側が子世帯。 周囲が田畑で風通しが抜群とは言うものの、さすがに38度ちかい外気温にはギブアップ... 昼間はできる限り日射遮蔽してエアコンを28℃くらいで入れてなんとか31℃前後に。 夜間は風が涼しいので窓開けで30℃を下まわり通風でしのげているようです。

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こちらは湿度のデータ。右側の親世帯の方では、茶の間に置いたロガーの位置がキッチン腰壁の上で、良く開け閉めする窓のすぐ横でしたので、調理の水蒸気や外気の湿気とかさなって常に80%を超えているデータになっているのにびっくり...  でも生活感では脱衣室のデータ同様にまったくジメジメしたいる感じはないようです。

まだこの時期は入居したばかりで、まだ落ち着かないところでしたので、今年の夏の暮らし方でどうなるかたのしみです... 

続いては今年の冬の室温データ。

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左側が子世帯、右側が親世帯の室温。 今シーズンは1月10日が-2.4℃でいちばん寒い日でしたが、3日間の外気温がいちばん低かった1/26~28を採用しました。1/27の最低気温は-0.1℃で前後の日が1.4℃..

朝方6時頃から2時間程度、夕方17時頃から2~3時間、子世帯ではペレットストーブで、親世帯では床置きエアコンで暖房しています。 朝方いちばん温度が下がる6時頃で親世帯の脱衣室でも14.7℃くらいでおさまっています。子世帯の脱衣室で温度が下がっているのは、掃き出し窓を換気のため少し開けていることもあり10℃くらいになっていることはありますが、15℃を下まわらない生活ができているようです。とくに親世帯の茶の間では、17~8℃を保っていますので、「まったく寒くなかったよ..」というのがご両親の感想でした。

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こちらが湿度のデータになります。 親世帯ではそんなに室温を上げないことや台所食堂での調理の水蒸気もあり40%前後となっていますが、子世帯では床下でも30%前半で、居間ではほとんどの時間で30%を下まわっている状況でした。室温が高いという事もありますがさすがにのどがカラカラになるようで、加湿器を使うこともあったようです.. なんとかもう少し室温を上げずに生活することと調湿の方法を次のシーズンには考えなくてはいけませんね。

こんな風にデータを見ながら家の造りや生活のようすが見えてくるところもおもしろいところです。

そんな反省点を見ながらお家の造りをもう一度見直すことに...住まいさんが使いこなせるような装置(オペレーション)もあわせて考えてみることとしましょう。さらなるそらどまの家をめざして...



民家の工房..

民家の工房のお仕事...

写真を整理していましたので懐かしいものもふくめて少しだけ..

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また整理できましたら続きを...



 

 

 

 

お試しあれ..

  お試しあれ...

二期工事が進む現場では、内装仕上のアルミ遮熱シートが張られています。

壁は鉄骨の胴縁に直接両面テープで張り付けて胴縁押さ...
天井は折板から20㎝ほど下がったところで木で下地を組みアルミ遮熱シートを張り付けて胴縁押さえ...といった具合。

建て主さんが倉庫内に入った感じは 「むぅ~っとしないね!!」 ってな感じ。

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表面温度を測ってみると 天井は29.4℃

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壁は2階のガルバ裏側表面で30~34℃で、アルミ遮熱シートの表面が25.6℃。 サッシのガラス表面は30.4℃...

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1階の壁はガルバ裏側表面が25.8℃で、アルミ遮熱シート表面で23.6℃でした。

外壁のガルバや屋根の折板からの輻射熱が身体に届かない分は、この2~5℃の温度差以上に暑く感じないですね...

 アルミ遮熱シートのこんな使い方良いですよぉ~
まずは小さなイナバの物置なんかでお試しあれ... 抜群の効果を感じてみてください。



これからDIY..

これからDIY...

なんとか完成検査までこぎつけました...
先月はお引っ越しに間に合わないんじゃないかと心配してましたが良かったです。

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今日は家主さんとこれから始めるDIYの打合せを。
待ちに待っていた家主さんは膨らむ期待にニヤニヤが止まらない様子...

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もう楽しみで仕方ないみたい。
連休にはお友達や後輩十数人集まって、ペンキ塗りや外構をワイワイ..ガヤガヤ..にぎやかにやるそうです。

小生はバーベキュー道具持っておじゃましようかなぁ...



 

現場へ..

現場へ...

今日は朝から現場へお出かけ。

玄関土間の洗い出しの仕上げがどうも思わしくなく、いろいろと左官屋さんに知恵をしぼってもらっていましたが...

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洗い出し専用のモルタルで仕上げてもらっているのですが、どうも石の表面に付いたモルタルがとれずに、石がくもって見えてしまいよろしくない... また、サンプル作成の時にはきれいに石がならんでいたんですが、いざ本番とやってみると石の大小や、つまり方、モルタルのトロの下がり具合などがまばらになってしまう... ということが重なって仕上がりが今ひとつ。 最終的には 石材用のワックス を塗ることに.. これで表面のくもりは解決。 でもまばらに見える仕上がりは補修できず、大きな鉄平石の踏み石でなんとか緩和してもらうことに...   by いいのやの家

 

今日から二期工事...

先日完了検査を終えた現場では今日から二期工事が始まります。 資材収納用の棚を作ったり、庇を伸ばしたり..と二週間くらいの予定とのことで、なんとかお祭り前には片付きそうです。

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断熱材を入れる代わりに アルミ遮熱シート を張ってもらってます。 折板屋根とガルバスパンの外壁にはひじょうに効果的かと期待しています...   by 向宿の家

木工事が完了...

ひとり一部屋って感じでがんばってもらっていた大工さんのおかげで木工事が完了しました。今日から電気と給排水の仕上げ工事が始まりました..

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ガレージの床も杉板が張られました。 足場板の床板に、構造用合板あらわしの壁、天井は小屋組&荒野地板表し、妻壁は外壁表し..とすご~くあらっぽい仕上がり。 ここに黄色いビートとバイク&自転車..やオートバイエンジンの砂型や工具でいっぱいになる予定。 そんなガレージはこんな仕上がりでもよろしいのでは...    by 古人見の家

今週は現場にお出かけが多いかもね...



 

 

温暖地でつくる日本の家..その④

■最近の二つのそらどまの家の事例を...

 もうひとつは、いいのやの家でご夫婦の終の棲家です。浜松駅から北西に車で1時間ほどの、南には田んぼが広がる高台に位置します。気候条件はほとんど変わりませんが市街地より少し気温が低いというところです。いいのやの家は、かぼちゃ束の方形架構を並べた25帖の無中空間が木造架構の力強さと美しさを感じられる平屋の住まいです。

 屋根はGL鋼板横葺き。外壁はそとん壁塗りで、屋根外壁ともに「断熱+遮熱+二重通気」で、断熱材はセルロースファイバー。開口部はアルミサッシ&普通PG+紙貼り障子またはハニカムサーモスクリーン、日射遮蔽にブラインドシャッター。床はケヤキ板張り、壁は漆喰塗り、天井は和紙張りと杉板張りの内装仕上げ。

 そらどま換気システム(屋根仕上げ材の下から給気しています)+第三種換気。暖房をペレットストーブ、そして冷暖房はパッシブエアコンで全館冷暖房しています。給湯は太陽熱温水器&ガス給湯器という仕様です。

 温熱性能は、Q値が2.16、ηA値が0.8となっています(どちらも遮熱と日射取得を考慮した数値です)。
 室温シミュレーションでは、冬季の居間で15℃を下まわることはありませんが、夏期のには30℃を少し上まわりそうです(シミュレーションは、冬は障子やハニカムスクリーンを開け積極的に日射を取り込み、朝方3時間程度ペレットストーブにて暖房する。夜は障子とハニカムスクリーンを閉め断熱する。もちろん外部のブラインドシャッターも閉める。夏は室温≧外気温の時は窓を開け、その他は締め切る。昼前くらいからパッシブエアコンにて夕方まで冷房する。朝日と夕日はブラインドシャッターにて積極的に日射遮蔽する)。

 エネルギー消費量は、静岡市二人家族の標準エネルギー消費量(合計):63,039MJ≦96,129MJ(152%)であり個別暖冷房(67,218MJ(106%))と比べるとやはり大きなエネルギーを使うことになりますね。電気使用量でみてみると:4,537KW≦ 6,880KW(151%)であり個別暖冷房(3,843KW(84%))との差は同じですが、二期工事にて、隣地果樹園に太陽光発電とV2Hを組み合わせて電気の自給自足をすると、▲14,000MJ(合計で130%)、▲3,892KW(電気で65%)の削減が可能になるというシミュレーション結果です。

 こちらもお住まいになってからまだひと月たらずですが、「すごく使いやすくて気持ちがよく、初日からよく眠れるし、洗濯物がよく乾くんだよね..」と高評価です。温湿度データをみると、室温が26.4~27.2℃、湿度が67~68%と一日中安定しているようです。やはり通気と透湿する壁とそらどま換気システムの効果といったところでしょうか。また自然素材や木の木目、職人さんの手作業が自然界の1/fゆらぎと共鳴しているのかもしれませんね...

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       左上から時計回りに客間、寝室&ロフト、かぼちゃ束方形架構が見える居間、寝室

 

■最後に

 住まいづくりはこれからも高度化し、進化し変化していくことと思います。性能は高い方が、暮らしは便利な方が良いに越したことはありませんが、その結果が本末転倒..ってなことにならないように、絶妙なバランスをとることがすごく大切なことだと思っています。つくり手の考え方やつくり方、そして住まい手の暮らし方で性能数値以上の暮らしが実現できそうな気がしています。 「自然とともに無理なく自然に.. 小さなエネルギーで豊かに暮らせる住まい..」が私にとってのこれからのエコ住宅かなぁ...




  

温暖地でつくる日本の家..その③

■最近の二つのそらどまの家の事例を...
 そんな想いから最近手掛けた住まいを二つほど、エコ住宅ということですので温熱環境を中心に紹介させていただきますね。

ひとつ目は『ありたま南町の家』

 ありたま南町の家は二世帯住宅。浜松駅から北へ車で30分ほどの周囲には田畑が広がる150坪の敷地に、18坪の平屋部分と36坪の二階建て部分の子世帯がつながる施工面積70坪ほどの在来軸組工法の住まいです。
 
 屋根はGL鋼板横葺きで子世帯の大屋根には太陽光パネル10Kwをのせています。外壁は親世帯が焼き杉板張り、子世帯は2階がGL鋼板スパンドレル張り、1階が杉板張り一部塗り壁で、屋根外壁ともに「断熱+遮熱+二重通気」。断熱材パーフェクトバリアに可変透湿気密シート張り。開口部はアルミサッシ&普通PG+紙貼り障子またはハニカムサーモスクリーン、日射遮蔽にルーバー雨戸または葦簀・すだれ。床は天竜杉板、壁と天井は珪藻土の壁紙貼りの内装仕上げ。

 子世帯はそらどま換気システム(太陽光パネルの下から給気しています)、親世帯はカウンターアローファンにて室内空気循環しながら第三種換気しています。子世帯は暖房をペレットストーブ、冷房はエアコン。親世帯は床置きエアコンを半埋込して暖冷房。給湯は子世帯がエコキュート、親世帯は太陽熱温水器&ガス給湯器という仕様です。

 温熱性能は、Q値が2.46(子世帯)、2.36(親世帯)、ηA値が1.0(子世帯)、0.9(親世帯)
となっています(どちらも遮熱と日射取得を考慮した数値です)。
 室温シミュレーションでは、冬季の居間、茶の間で15℃を下まわることはありませんが、夏期の寝室では30℃を少し超えてしまいそうです(シミュレーションは、冬は障子を開け日射を取り込み、朝方3時間程度暖房する。夜は障子又はハニカムスクリーンを閉め、雨戸も閉める。夏は室温≧外気温の時は窓を開け、その他は締め切る。昼前くらいからエアコンにて夕方まで冷房する。すだれと雨戸にて積極的に日射遮蔽する)。

 エネルギー消費量は、子世帯が静岡市二人家族の標準エネルギー消費量(合計):63,039MJ≧62,881MJ(99%)▲18,668MJ(太陽光発電による削減量)で標準家庭の70%、電気使用量でみてみると:4,537KW≦5,711KW(126%)▲5,189KW(太陽光発電による削減量)で標準家庭の12%。親世帯が静岡市二人家族の標準エネルギー消費量(合計):63,039MJ≧41,356MJ(65%)、電気使用量でみてみると:4,537KW≧3,288KW(72%)というシミュレーション結果です。


 今年6月に竣工し暮らし始めたばかりで、夏期の温湿度データしかありませんが居間の室温は一日中27℃~29℃、湿度は65~75%と安定しており、2階の寝室でも自然室温で30℃を超えることはほとんどないようでシミュレーション結果より良い環境の住まいとなっているようです。住まい手さんも日射を入れないとか湿気の多い日は窓を開けないとか..暮らしの工夫をしながら、住まい手さんなりの快適を模索しながら生活していただいているようです。

    Photo_57 南からの眺め..

    Photo_58 東からの眺め..



 

 

完了検査..

完了検査..

今日は完了検査の立ち会いのため現場へおじゃま。二期工事をひかえているため今週は立ち会いが連続ます...

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今日の検査立ち会いは、平屋建て鉄骨造の倉庫。 少し早めに行って写真でも...と思っていたら

シャッターを開けてびっくり!! ” なんと言うことでしょう...道具と材料が土間いっぱいに広がってるではありませんか ”
検査員さんが来るまであと10分弱。 そこから急っいでお片付け開始...

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二期工事がありますので材料が道具が置いてあるのはやぶさかではありませんが、倉庫全体に乱雑に広がってるのはさすがに検査する検査員さんに申し訳ないでしょう... 検査する人の身のこともちょとは気にしてくださいね監督さん..

おかげで手に合板のトゲが刺さるは、ズボンは埃だらけで真っ白けっけになるは、検査の立ち会い時にはゼ~ゼ~っしてるはでどんだ前座をやらされてしまっちまいました...

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今回の倉庫の横が本宅で、15年ほど前に設計したお家です。 
とってもきれいに使って暮らしていただいています... でもそろそろ外壁のメンテナンスの時期かな。

倉庫の方は来週から二期工事が始まります。なんとかお祭り前に竣工できるか...



 

温暖地でつくる日本の家..その②

■温暖地のエコ住宅を目指して

 エコとは、エコロジー(環境)とエコノミー(経済)がつながっていて、どちらか一方だけが発展してしてもうまくいかない。環境問題を世界中で解決していくことで世界の経済も発展し、人々が安全で豊かな生活を送れるようにと思いをこめて「エコ」という言葉が使われている..ということだと聞いたことがあります。

 住まいも同様で、つくり手は住まいの三大性能と言われる、1構造の安定、2暖涼(明るさや風通し)、3長寿命、それに加えて省エネのこと、建物の美しさや使いやすさ、そして建設コストなどなど多くのことを満足させなければいけません。

 当たり前のことですが、構造強度が高ければどんなにコストがかかっても良いこともなく、高気密高断熱なら美しく無くても良いことはなく、いくら美しくても劣化要素が多くて寿命が短くてはいけないですよねぇ..でも私たちつくり手がどれかに専門特化してしまうとどうしてもこんな傾向が出てきてしまうというのが正直なところです。とくにエコ住宅というと断熱気密性能と省エネ性能に特化してしまう傾向があるのかなぁ...

 そんなことから、その土地の地形や気候条件と住まい手の環境と共存しながら、さまざまな要素のバランスをとることを大切にして住まいづくりをすすめています。加えて建物の性能や暮らしを考えるとき、何か単独の要素で作り上げるのではなく、いくつかの要素が重なって求める性能や暮らしが出来上がるということも大切なことですね。

■具体的に...

 たとえば断熱を考えてみましょうか。断熱材のみで性能を上げようとすると厚みを増すとか、ウレタンなど高性能な材料を使うということになりますね。すると壁厚が増し熱を持つ量も増え、通気や透湿性能が悪くなってしまうこともあります。そこで、断熱+遮熱+二重通気という手法が出てきます。熱を断つことに放射熱を遮ることを加えます。暑い夏、車の中の温度が上がらないようにアルミのシートをフロントガラスに立てますよねぇ..それを住まいの断熱にも使うということです。加えて遮熱層の両側に通気層をつくることで、湿気はもちろん何らかで侵入した雨水や結露水、熱くなった空気をスムーズに排出することが可能となります。

    Photo_53  屋根の断熱+遮熱+二重通気

    Photo_52 Photo_50  壁の断熱+遮熱+二重通気

 もうひとつ窓を考えてみましょう...寒い冬、夜間窓からの熱損失はすごく大きいですね。そこで熱も逃げない(冬季)入れない(夏期)高性能なサッシが使われます。でも私たちの地域では昼間の日射取得もすごく大きいんです。昼間はたくさんの熱を取り入れ、夜になったら逃げないように断熱する。そして夏の強い日差しは閉めることでしっかりと遮る。障子やハニカムスクリーン、ルーバーやブラインドを組み合わせることで快適な窓が出来上がります。

    Photo_56 大開口からの日射取得
    Photo_55 紙貼り上下障子で断熱
    Photo_51 ブラインドシャッターで日射遮蔽
    Photo_54 ハニカムサーモスクリーンで断熱
 暮らしもいっしょで、大きなLDKがどかんとあるのではなく、小さな居場所があってそれらが斜めに重なり合い、その重なりはお庭や借景など外ともつながる...大きなひとつ屋根の下そんな重なりがひとまとめになり、朝日の差し込む食堂で家族がそろって朝食を..ってな感じで暮らしがされる。

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                 小さな居場所が重なり合い横にも縦にもつながる

 窓を開け閉めしたり、太陽の光を入れたり遮ったりとひと手間かける。柔らかい朝日を感じて目覚め、暖かみのある夕日を感じながら夜を迎える..とか毎日の生活の中に自然の時間の流れとともに快適に暮らす。指先で鍵を開け、引き戸を静かに閉める、小さなスイッチを押すとかトイレの水を流す...などなど小さななことですが、身体能力や人間の順応性を衰えさせないためには重要なことでは。ちょっと大げさすぎるかなぁ...

 なにかひとつの要素でがんばる!!ってのにはやはり限界があると思いますので、最近は合わせ技で住まいをつくり、暮らしてもらっています。




    

 

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